2011年04月01日

花粉症の対策

花粉症、アレルギー鼻炎の症状、鼻汁、くしゃみ、鼻づまりで
お困りの方が多いと思います。睡眠時無呼吸症候群に対して、
CPAP治療を行っている方の中には、花粉症の症状のため、
マスクの使用が困難となる場合が少なくありません。

鼻が詰まった状態で、鼻から空気が送り込まれると、
大変つらい状況となります。
そのときは、CPAP治療の定期受診のときに担当医に
相談すると良いです。花粉症の症状を軽減するため、
点鼻薬を使用したり、抗ヒスタミン薬を内服したりすることで、
鼻の通りを良くすることが大切です。

岐阜市 花粉症対策と治療

2009年11月30日

冬季の対策 加湿器

睡眠時無呼吸症候群に対してCPAP治療を受けている方で、
冬に「のどが乾く」「風が冷たい」等の訴えがあります。

対策として、部屋を暖房で暖め温度を調整したり、
加湿器を用いて湿度を調整すると良くなります。

さらに、CPAP機器専用の加湿器(加温機能あり)を併用すると
のどの乾燥感、風が冷たい問題に対して効果があります。
CPAP機器に附属する加湿器の水には、精製水を用います。

2009年07月28日

CPAPのマスク

暑い日が続く夏は、寝苦しい夜となります。
睡眠時無呼吸の治療としてCPAPのマスクを装着すると、
鼻の周りが蒸れるので何とかしてほしいとの相談を
受けることがあります。

室温を調整することも良いですが、マスクの種類で
鼻の下に付けるタイプでスイフトマスクと呼ばれるものが
あります。このマスクであると額から鼻周囲の圧迫感がなく、
鼻の周りが蒸れることがありません。

2008年05月16日

CPAPの適正圧について

CPAP治療において圧のモードや適正圧について補足します。

適正圧の設定は終夜睡眠ポリグラフ検査を行った上で
決定されます。CPAP機器の種類として固定圧のタイプと
圧を自動調整するタイプがあります。

後者はAutotitration CPAPやAutoCPAPと呼ばれています。
AutoCPAPは圧を自動的に調節してくれるので便利ですが、
無呼吸を検出してから圧が変化するので、予め必要な圧が一定に
供給される固定圧のタイプと比較すると治療効果が不完全になる
ことがあります。また、AutoCPAPでは急な圧の上昇による覚醒を
起こすこともあります。

通常は終夜睡眠ポリグラフ検査を行い適正圧を決定し
固定圧のCPAP機器を処方します。一方、体位によって
無呼吸の重症度が変動する場合などにAutoCPAPを考慮します。

2007年12月29日

睡眠科 近くにない場合は?

睡眠科のあるクリニックや病院が近くにないか教えてほしいという
問い合わせをよく頂くことがあります。

標榜診療科目に睡眠科が許可されれば良いのですが、
一部のクリニックや病院で院内に睡眠科を表示しているのが
現状です。睡眠の問題で困っている方のために、睡眠科を
標榜できると良いのですが・・・

近くにある睡眠科を探すときは、睡眠外来や睡眠医療センターを
検索してみては如何でしょうか?
睡眠時無呼吸症候群を治療を行っている病院が多いですが、
不眠症、むずむず脚症候群、過眠症、ナルコレプシー、
睡眠リズム障害など様々な睡眠障害に対応している専門医がいる
病院や診療所もあります。

それでも見つからない場合は、日本睡眠学会のウェブサイトに
認定医師の一覧があるので参考になると思います。
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